国宝指定記念シンポジウム
2006年07月14日
今日、パレットくもじの9階にあるパレット市民劇場で「国宝指定記念シンポジウム」を聞いてきました。
先日、オープンした「那覇市歴史博物館」(パレットくもじ4階)に収められている、尚家の所蔵だった工芸品や古文書が国宝の指定を受けた記念シンポジウムということでした。
まず、古文書が国宝の指定を受けるのは稀であるということと、それだけに、琉球王国の歴史を知る上で貴重なものであるとういうお話でした。
また、国宝の指定を受けるまでの苦労や、尚家の伝来の家宝に留まらず、県民の財産、日本国民の世界に誇れる、琉球王国を示す宝物であるということでした。
その国宝をこれから、修復して、公開に至るかとか、まだ、公開できていない古文書の修復やマイクロフィルムでの撮影、活字化など、これからの展望の話しもありました。
一番印象に残ったのが、高良先生が最後に言った、尚家・第22代当主だった尚裕(しょうひろし)の言葉で「尚家伝来品は私財をなげうって、守ってきた人の気持ちをわかる人に見てもらいたい」という言葉でした。尚裕氏は、伝来品を守ってきたことに対し、すごい誇りをもっていたようで、それを、守るということは、経済的にも大変苦労されたようなお話しでした。「王冠」などは、大手銀行の金庫室に保管されていたらしく、同然、それもタダと言うわけではなかったはずです。
6時半から、9時までの時間、本当に興味深く、楽しく拝聴しました。
先日、オープンした「那覇市歴史博物館」(パレットくもじ4階)に収められている、尚家の所蔵だった工芸品や古文書が国宝の指定を受けた記念シンポジウムということでした。
まず、古文書が国宝の指定を受けるのは稀であるということと、それだけに、琉球王国の歴史を知る上で貴重なものであるとういうお話でした。
また、国宝の指定を受けるまでの苦労や、尚家の伝来の家宝に留まらず、県民の財産、日本国民の世界に誇れる、琉球王国を示す宝物であるということでした。
その国宝をこれから、修復して、公開に至るかとか、まだ、公開できていない古文書の修復やマイクロフィルムでの撮影、活字化など、これからの展望の話しもありました。
一番印象に残ったのが、高良先生が最後に言った、尚家・第22代当主だった尚裕(しょうひろし)の言葉で「尚家伝来品は私財をなげうって、守ってきた人の気持ちをわかる人に見てもらいたい」という言葉でした。尚裕氏は、伝来品を守ってきたことに対し、すごい誇りをもっていたようで、それを、守るということは、経済的にも大変苦労されたようなお話しでした。「王冠」などは、大手銀行の金庫室に保管されていたらしく、同然、それもタダと言うわけではなかったはずです。
6時半から、9時までの時間、本当に興味深く、楽しく拝聴しました。
Posted by 仲西常次(なかにしじょうじ) at 22:03│Comments(2)
この記事へのコメント
き、昨日だったのですね…今日だと勘違いしていました。
Posted by 百紫苑(hakushon) at 2006年07月15日 15:44
百紫苑さん、コメントありがとうございます。
日付を勘違いとは、くやしいですね。
会場はほぼ満席でした。
日付を勘違いとは、くやしいですね。
会場はほぼ満席でした。
Posted by ジョージ at 2006年07月15日 21:03